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人と自然にやさしく

#06

八重山諸島と石垣の塩の

おいしい関係

石垣の塩を作る豊かな海

海の神秘

『塩だって最初からそこに

塩としてあるわけじゃない。

背後で絡み合う

いろんな自然の命があって

『塩が生まれている』

何はともあれ大切なのはまず、

原料となる海水。

その豊かさの秘密を

探りにちょっと

海の中をのぞいてみよう。

石垣島の中心部から西へ、車でおよそ18分。ちょうど“石垣の塩”の工房裏手に、島で一番大きな名蔵湾が広がっている。周囲を山々に囲まれ、ラムサール条約にも登録された名蔵アンパルを擁する湾では、大潮の時、島人たちがやってきて、夕食のおかずにする貝を探している光景に出くわすことも。目の前に立ちはだかる空の広さが心地よくて、思わず時間を忘れそう……。

​石垣島最大の湾は
多種多様な動植物が住まう海のコミュニティー
​サンゴと海の歴史
​海が守られている理由とは

八重山諸島は、世界でも有数のダイビングスポット。海中深くまで行かずとも、シュノーケリングだけで美しいサンゴが見られるが地球温暖化、海水温の上昇の影響か、サンゴも白化現象という危機に晒されてきた。そのため、島でも環境意識の高い人たちは率先して、その問題に取り組んでます。

Image by Alessandra Caretto
​海のちからとその恵みに感謝

太古の昔から、島の人々は海と共に生きてきた。
海は生活の一部。だからこそ、海の命にも元気でいて欲しい。そんな島人の想いにこたえるかのように、名蔵湾はたくさんの命を宿している。ふと気づくと、小さなサンゴがまるでオブジェのように、砂浜から顔を出していた。その姿は、少々地球環境が変わろうが僕たちは命をつなぐよとでも言いたげに。海の底に横たわるのは、人智を超えた自然の神秘。それが“石垣の塩”にうまみを吹き込んでいる。


海に『ありがとう!』

石垣島と西表島の間に広がる日本最大のサンゴ礁の海を石西礁湖と呼びます。その多様で豊かなサンゴ礁生態系は世界的にも貴重で、さらに、沖縄本島などへサンゴの幼生を供給する、我が国の「サンゴの源流とされています。

石西礁湖サンゴ礁基金では、石西礁湖と周辺のサンゴ礁を守り続ける活動のための寄付を広く求めています。

石西礁湖サンゴ礁基金を検索してみてね!

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